原木から長さ約1m、1辺約7.5cm角に製材されたバットを乾燥させる。
※バット材は主に北米産のハードメイプル、ホワイトアッシュ、国産のアオダモ、朴などが使われている。
乾燥されたバット材をバットに近い形状に荒削りする。
それと同時に重量の計測も行う。
木目の状態や節の有無、重量などをチェックしながら硬式、軟式、トレーニングなどに選別する。
荒削りから一気に仕上げ削りを行う場合もあるが、オーダーなどの場合はバットにより近い中間削りを行い、重量など正確に対応できるようにしている。
ロクロに中間削りしたバット材をセットし、ノミ(丸バイトや平バイト)を使ってサンプルに合わせて削っていく。
やすりや研磨機を使って磨く。
注文のカラーに合わせて吹き付け塗装を行う。
シルク板を使用してマーク印刷をする。
※シルク板にインクを乗せて印刷向きを調節し、バットを回転させながら印刷する。
※オプションでレーザー印刷あり。
マークが剥がれにくく、湿気を含みにくくする為。
すべての工程が終わった後、重量やカラーなどをもう一度チェックし、シュリンク(袋)に入れ梱包して出荷する。
〜バット材の仕上げまでの形状の変化〜
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